関連記事
COBOLで書かれた米国防総省の給与システム700万行、実質的に更新不可能
米軍では兵士に正しく給与が支払われないことがしばしばあるという。ロイターの記事によれば、古い給与・会計システムが原因らしい(Reuters Nextの記事、本家/.)。
米国防総省の給与システムはCOBOLで、700万行に及ぶコードの大半は1960年代に書かれたものだという。コードは数十年前から更新されておらず、エラーも多発するが、古くなるにつれて維持が困難になっているそうだ。さらに、ドキュメントはかなり前に失われており、実質的に更新は不可能とのこと。国防総省では10億ドル以上かけて新しいシステムを導入しようとしたが、これも失敗に終わっているとのことだ。 スラッシュドットのコメントを読む | ITセクション | アップグレード | プログラミング | IT | アメリカ合衆国 | テクノロジー | 軍事 | バグ | お金
関連ストーリー:
ロシア、機密保持のため電子タイプライターを導入 2013年07月12日
来たれ、次世代コボラー 2013年06月28日
70~80年代のCOBOLシステムを支えたプログラマの引退が近づいているが、システムは動き続ける 2013年02月15日
61年前に製造されたデジタルコンピューターが英国で再起動 2012年11月25日
働き続けるレガシーシステム 2012年03月12日
不具合が最も多いのは Java アプリケーション、少ないのは COBOL 2011年12月13日
昔のプログラミングスキルは今も大事? 2011年08月08日
女性がIT分野に帰ってくる 2011年07月31日
COBOL生誕 50 周年、しかしまだまだ現役 2009年04月14日
COBOLはまだまだ終わらんよ 2008年09月21日
東京海上日動の新システムはCOBOLを採用 2008年09月09日
給与システムがCOBOLのため、給与カット不可 2008年08月07日
現在も使われている、最も古いプログラムは? 2008年05月12日
※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク