ソニー、DeNA株を野村証券に売却 約409億円の譲渡益を計上

2013年3月4日 17:14

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 ソニーは4日、本日付で、保有するディー・エヌ・エー(DeNA)の普通株式の全て(所有割合:13.14%)を野村証券に譲渡することについて合意したと発表した。

 同譲渡により、ソニーは2012年度第4四半期において約409億円の譲渡益をその他の収益として計上する見込み。なお、譲渡価額については3月5日夕方に公表する予定。

 ソニーは、2013年2月7日の2012年度通期の連結業績見通し発表時点において、事業ポートフォリオの再編や資産の見直しの一環として資産売却などを計画している旨を公表しており、今回の株式譲渡はその一環として行われたもの。同譲渡とそれにともなう利益計上の可能性は連結業績見通し発表時点において想定されていたが、連結業績見通しについては同譲渡及びその他の要因の影響も含めて現在精査中だという。

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