ファミリーマート、家事代行サービスの取扱いを拡充　4種類を新たに追加

　ファミリーマートは2日、全国のファミリーマート店内に設置しているマルチメディア端末「Famiポート」で、株式会社ベアーズ（本社：東京都中央区）が提供する“家事代行サービス”の新サービスとして、「楽ラクうちごはん」など合計4種類のチケットを、2月14日10時から販売すると発表した。

　従来の「家事代行サービス」に加え、今回新たに追加する4種類のニーズ特化型のサービスは、「楽ラクうちごはん」（一度の訪問で最大7日分の料理を作る新サービス）、「マッスルベアーズ」（力仕事や高所作業など男性スタッフによる家事代行）、「お墓のお参り・お墓清掃代行サービス」（お墓参りやお墓掃除をお手伝い）、「ハウスクリーニングサービス」（エアコンやバスルームの清掃代行）。

　特に「楽ラクうちごはん」は、“栄養豊富でおいしい家庭料理を、自宅でゆっくり食べてほしい”との思いのもと開発された新サービスで、肉じゃがなどの“メイン食材”1品と酢の物などの“副菜”1品を、主に夕食のおかず用として、1回の訪問で5日分、または7日分をまとめて料理するサービス。調理師免許保持者や栄養士資格保持者が中心となって出来たプロジェクトチームのスタッフが自宅を訪問し、冷蔵、冷凍にて保存することで、好きな時間に楽しめるメニューを提供する。

　ファミリーマートでは、新たなライフスタイルや少子高齢化時代を見据え、店舗ネットワークを活用したユニバーサルサービスの実現を目指し、顧客の生活支援を目的とした「家事代行サービスチケット」の販売を2007年10月から開始した。また、2010年10月には家事代行業界で初めてとなる家事代行即日サービス「ベアーズエクスプレス」も販売しており、今回の新サービス追加で合計6種類となる。