有名人似の書店員さん…から連想して、小売業セクター株=田北知見の銘柄ウオッチ

2011年9月9日 17:22

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

最近、アメリカの不動産サイトを見ることにハマッている。といってももちろん、買えるわけでもないのだが(笑)、見ているだけでもなかなか楽しいのでハマッているのだ。

最近、アメリカの不動産サイトを見ることにハマッている。といってももちろん、買えるわけでもないのだが(笑)、見ているだけでもなかなか楽しいのでハマッているのだ。[写真拡大]

(株式ジャーナリスト:田北知見の銘柄ウオッチ)

  いつも行っている書店のひとつで、先日、いつものように本をレジへ持っていたところ、「あっ」と思った。その店員さんが、政治学者の姜尚中・東大教授にちょっと似ていたからだ。私は姜氏のファンというわけではないが、しかし客観的にはステキな男性だとの認識はあるので、ちょっとドギマギしてしまった(笑)。

  そういえば、以前いつも行っていた美容院で、担当してくれていた30代の男性美容師さんが、私が読んでいる雑誌に載っていた姜氏のインタビュー写真を見て、「僕、ゲイじゃないですけど、姜さんをテレビで見て、低い声と抑え目なしゃべり方がカッコいいな、って思っちゃいましたよ」と言っていたのを思い出した。でも、その書店員さんは、声までは姜氏には似ておらず、残念ながら(?)ふつうの声で「○○円です」とか「ありがとうございました」と言っていたが…。

  また、いつも行っているデパ地下のお惣菜店には、俳優の大泉洋にちょっと似た感じの店員さん(たぶん店長さんかチーフさんクラスの人)がいる。話しやすくて、何度か買ったことのあるお客の顔をちゃんと憶えていて、上手に声を掛けてくる。そうした、感じの良さと親しみやすい雰囲気も、大泉氏に通じるように思うのだ。

  上記の文から連想して、小売業セクターで優良銘柄を探してみた。

★マツモトキヨシホールディングス <3088> (東1)

  ドラッグストア首位のマツモトキヨシホールディングス <3088> (東1)を入れる。9日終値は6円安の1545円。単位100株。PERは約9倍、PBRは約0.7倍となっている。チャートは8月9日につけた直近安値1433円から反発。以降は下値抵抗線を切り上げ、三角保ち合いを形成しているように見える。まずは1600円ライン上抜け、中期で1700円フシまでの戻りを目指す。8月15日付けの三菱UFJモルガン・スタンレー証券のレーティングでは、「ニュートラル」(中立)、目標株価1750円とされた。

★ユナイテッドアローズ <7606> (東1)

  衣料・雑貨のセレクトショップを約150店、展開する、ユナイテッドアローズ <7606> (東1)を入れる。9日終値は44円高の1436円。単位100株。PERは約13.7倍、PBRは約3倍となっている。チャートは7月4日につけた年初来高値1728円から反落したものの、8月9日につけた直近安値1295円で底を打ったようだ。この1~2ヵ月は上値1600円ライン、下値1300円ラインの三角保ち合いを形成しているように見える。保ち合い上放れで1600円ラインまでの戻りを目指す。月次売上の好況や、好業績観測報道なども出ており、買い安心感もある。(執筆者:田北知見 株式ジャーナリスト・日本インタビュ新聞社IR記者)

【関連記事・情報】
相場と金(かね)は貪欲で臆病=犬丸正寛の相場格言(2011/09/09)
割安株投資には忍耐と隣り合わせ=犬丸正寛の相場格言(2011/09/08)
【太陽光発電関連特集4】住宅用太陽光発電システム市場の推移は拡大基調(2011/07/21)
【クラウドコンピューティング特集(6)】国内IT業界大手も事業展開を強化(2011/06/21)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事