BIGBANGテソンの交通事故、事務所代表が見解を表明

2011年6月4日 00:35

 韓国の人気グループ「BIGBANG」(ビッグバン)のテソン(D-LITE)が交通事故を起こしたことについて、BIGBANGが所属するYGエンターテイメントのヤン・ヒョンソク代表が2日、YG公式ブログを通して公式の見解を明らかにした。

 ヤン氏は2日、YG公式ブログで「まずは、不慮の事故で亡くなった故人の遺族の方々に深い弔意を表し、ご遠慮故人のご冥福を切に祈ります」と表明。

 テソンの近況については、「普段でも、周辺の悪い状況を常に自分のせいに回そうとするデソンの性格をよく知っていたので事故後、デソンの状態がとても心配になった」「予想通り、彼の家族との面談さえ拒否したまま一人で部屋の中に留まって辛くしている」と説明した。

 また、「実は、今の状況で何を言っても大きな慰めにならないと思いますが、昨日(1日)夜明け、テソンが滞在している宿に訪ねて、『もし私が君だったとしてもそのような状況を避けることは難しかったと思う』という慰めの言葉と率直な心情を伝えた」と付け加えた。

 事件の経緯については「霧雨が降っていた5月31日午前1時30分ごろ、揚花(ヤンファ)大橋の南端の先端部分の下り坂で、ひき逃げと推定される先行事故の被害者(ヒョンさん)が1車線に倒れていて、テソンの車より先に行っていた乗用車が道端に倒れていた被害者を一歩遅れて発見し、急カーブを右折する緊迫した状況の中で後に従ったデソンの車が事件申告のために前方に停まっていたタクシーを避けることができず衝突した事故」と要約した。

 ヤン氏はまた、テソンが受けた精神的衝撃に対しても心配し、「最大の被害者である故人と遺族の方々の苦痛に比べればテソンが現在抱えている課題は、比較できないと思いますが、私が心配している部分はほとんどこのように大きな事件やショックを経験する場合、短くて数ヶ月、数年、(長くは)一生、忘れられないほどの2次的な精神的被害」と述べた。

 また、「さらに残念なのはテソンの場合、2009年にマネージャーが走らせていた車の運転席の隣で命を失うところだった大きな交通事故を経験したこともあり、まだその衝撃がさめやらぬ状況の中、またしても衝撃的な事故を経験するようになったという点」と説明した。

 最後に、ヤン氏は、「一日も早く、正確な事件の調査でテソンが背負った重い荷物を少しでも減らすのが私の率直な心情」と伝え、「デソンを心配してくださる多くの方に心から感謝を申し上げ、もう一度故人と遺族の方々への深い慰めの言葉を伝える」と文を終えた。

 テソンは、去る5月31日、自分のアウディの乗用車で合井(ハプジョン)洞で楊坪(ヤンピョン)洞方向に走行中に原因不明で倒れたバイクの運転手と衝突した後、前バンパーでタクシーと衝突した。バイクの運転手は死亡したが、テソンとの衝突が原因で死亡したかどうかは明らかにされなかった。警察は周辺のCCTVを確保し、捜査に入っており、1日に被害者の司法解剖を実施した。

 これと共にYGは、今回のテソンの交通事故事件の余波で2日に発表する予定だった2NE1の新しい音源の発表とYGオンエアの放送スケジュールを1週間延期した。

関連記事:BIGBANGテソン交通事故、司法解剖結果の発表が来週に延期

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