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【株式市場】日経平均は307円安、後場一段軟化し3日続落、東京メトロは順調に発車
【日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部】
◆日経平均は3万8104円86銭(307円10銭安)、TOPIXは2636.96ポイント(14.51ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は16億7999万株
10月23日(水)後場の東京株式市場は、円安が一段進んだものの、前場上げたホンダ<7267>(東証プライム)が値を消して始まり、ブリヂストン<5108>(東証プライム)は何度か小安くなってもみ合うなど、円安効果は今ひとつの様子となった。材料株などが個別に物色され、保土谷化学<4112>(東証プライム)は有機EL材料の繁忙観測などで一段と上げ、キリンHD<2503>(東証プライム)は値上げ期待が波及とされて一段ジリ高。日経平均は126円安で始まり、13時頃に424円34銭安(3万7987円62銭)まで下押したが、その後は下げ渋って大引けは3日続落となった。
ブックオフグループHD<9278>(東証プライム)が一段とジリ高傾向を強め、架空買い取り案件の調査で順延していた四半期決算の大幅増益など好感。UNBANKED<8746>(東証スタンダード)はストップ高となり金の国内小売価格7日連続最高値など材料視。住石HD<1514>(東証スタンダード)は米大統領選でのトランプ氏優勢観測を受けたトランプ銘柄買いの一環とされストップ高。オンコリスバイオ<4588>(東証グロース)は終盤に一段高となり新薬候補の申請接近の観測。
23日新規上場となった東京メトロ(東京地下鉄)<9023>(東証プライム)は午前10時6分に1630円公開価格1200円の36%高)で初値をつけた。高値は前場の1768円(同47%高)で、後場は売買交錯となり大引けは1739円だった。
東証プライム市場の出来高概算は16億7999万株(前引けは8億9601万株)、売買代金は3兆5155億円(同1兆8187億円)。プライム上場1646銘柄のうち、値上がり銘柄数は250(前引けは668)銘柄、値下がり銘柄数は1351(同906)銘柄。
東証33業種別指数は4業種(前引けは6業種)の値上がりにとどまり、輸送用機器、食料品、不動産、石油石炭、が値上がりした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)
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