ULSグループが出直り強める、業績好調で三井物産の森林J-クレジット業務の支援システムを開発など材料視

2024年10月9日 15:13

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

■『ユーザー主導開発』をコンセプトにした戦略的ITコンサルを展開

 ULSグループ<3798>(東証スタンダード)は10月9日、次第高となり、14時を過ぎて7%高の5560円(350円高)まで上げて約5週間ぶりに5500円台を回復し、8月下旬につけた年初来の高値5810円に向けて出直りを強めている。10月3日に三井物産<8031>(東証プライム)の森林J-クレジット創出・管理業務の支援システム「J-GreenRegistry」を開発と発表。株価は翌日から動意を強め、断続的に上値を指向している。

 同社は、『ユーザー主導開発』をコンセプトにした戦略的ITコンサルティング事業を展開し、中立独立の立場でユーザー企業の発注力強化を支援する。製造、情報通信、公共、金融、流通サービス、旅客交通、情報サービス業を中心に、優良企業に対する数多くの実績を持つ。第1四半期決算(2024年4~6月・連結)は、売上高が前年同期比19.9%増加し、営業利益は同28.5%増加など好調だった。第2四半期決算の発表は例年11月10、11日頃になっている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

【関連記事・情報】
【株式市場特集】石破茂総理誕生で沸く地方創生・防災関連株、多様な企業に投資機会(20234/10/01)
【株式市場特集】新NISAと東京メトロIPOの相乗効果、株式市場活性化の起爆剤となるか(2024/09/30)
【株式市場特集】総選挙風で地方創生関連株に追い風、ふるさと納税やインバウンド関連株に注目集まる(2024/09/24)
【株式市場特集】住宅関連株の業績上方修正が相次ぐ:積水ハウスやアールプランナーが主導(2024/09/17)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事