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目先の不透明感警戒で軟調な展開/後場の投資戦略
記事提供元:フィスコ
[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;37980.34;-1849.22TOPIX;2650.62;-90.32
[後場の投資戦略]
後場の東京市場は、売り手優位の状況が続きそうで、日経平均も軟調な展開を想定しておきたい。石破氏の新総裁就任時には、外国為替市場で一時142円まで円高・ドル安が進んだため、本日は輸出関連株の売りを促している。明日からは10月相場入りで、米国発のアノマリー「10月効果(October effect)」が意識され始めており、目先不透明感がぬぐえない状況では日本株を買い戻す動きも限定的となる可能性があろう。ただ、米国では米連邦準備理事会(FRB)が利下げを決定し、中国では中国人民銀行が追加の景気刺激策を公表するなど、海外ではリスク資産へ追い風が続いている。上海総合指数や香港ハンセン指数が上昇してアジア市況が堅調に推移するなか、後場の日経平均は一旦の落ち着きどころを探る展開となりそうだ。《AK》
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