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【株式市場】前場の日経平均は904円高、米利下げ後に円安となり全業種別指数が高い
【日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部】
◆日経平均は3万7284円43銭(904円26銭高)、TOPIXは2625.46ポイント(60.09ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は9億16万株
9月19日(木)前場の東京株式市場は、米FOMC(連邦公開市場委員会、17~18日)での0.5%の利下げ決定を受け、当面の円高要因が通過したとの見方などから円安が再燃、日立<6501>(東証プライム)やトヨタ<7203>(東証プライム)、キヤノン<7751>(東証プライム)、TDK<6762>(東証プライム)、三井物産<8031>(東証プライム)などが軒並み高となり、日経平均先物の大幅高によって裁定取引の機械的な買いが幅広く流入し、東証33業種別指数は全指数が値上がりした。日本製鉄<5401>(東証プライム)は米USスチール買収審査の再提出報道も材料視されて高い。日経平均は578円高で始まり、午前10時過ぎまで一進一退だったが、円相場の1ドル143円台などを受けて再び上値を追い、11時過ぎに1014円35銭高(3万7394円52銭)まで上げ、前引けも大幅高を保った。
八洲電機<3153>(東証プライム)が業績予想の増額修正など好感されて急伸し、メルカリ<4385>(東証プライム)は提携先の自治体拡大など好感され年初来の高値。日清オイリオG<2602>(東証プライム)は菜種に端を発する食用油値上がり要因の報道などで上場来の高値。フィットイージー<212A>(東証スタンダード)は第3四半期決算など好感され急伸。アンジェス<4563>(東証グロース)は米国での「画期的新薬」指定が材料視され急伸ストップ高。QPS研究所<5595>(東証グロース)は宇宙衛星8号機のアンテナ展開に成功との発表など好感されて急伸し一時ストップ高。
東証プライム市場の出来高概算は9億16万株、売買代金は2兆642億円。プライム上場1643銘柄のうち、値上がり銘柄数は1373銘柄、値下がり銘柄数は227銘柄。
東証33業種別指数は全33業種が値上がりし、保険、輸送用機器、海運、非鉄金属、卸売り、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)
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