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米国株見通し:下げ渋りか、消費は不透明で大幅利下げに期待
記事提供元:フィスコ
*11:50JST 米国株見通し:下げ渋りか、消費は不透明で大幅利下げに期待
(11時20分現在)
S&P500先物 5,693.00(-6.25)
ナスダック100先物 19,646.75(-18.50)
米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅安、NYダウ先物は30ドル安。米金利は弱含み、本日の米株式市場はやや買い先行となりそうだ。
16日の主要3指数はまちまち。終盤の下げ幅縮小もナスダックとS&Pは6日ぶり反落、ダウは228ドル高の41622ドルと4日続伸で取引を終えた。17-18日の連邦公開市場委員会(FOMC)を見極めるムードが広がるなか、根強い大幅利下げ観測が幅広い買いを誘発。この日発表されたNY連銀製造業景気指数の想定外の改善で減速懸念も一服し、景気敏感や消費への買いが目立った。半面、主力ハイテクは売り込まれ、相場を圧迫した。
本日は下げ渋りか。今晩発表の小売売上高は前月比でマイナスが予想され、景気の不透明感から売り先行となりそうだ。ただ、今晩から開催されるFOMCをにらみ、動きづらい展開に。市場のメーンシナリオは利下げ幅0.25%だが、0.50%への期待が引き続き売りを抑える。また、連邦準備制度理事会(FRB)当局者による金利見通しも注目材料になる。年内の複数回の金融緩和を見込んだ買いが期待され、指数の下げは限定的とみられる。《TY》
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