日経平均は223円安、寄り後は下げ幅拡大

2024年9月11日 09:12

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記事提供元:フィスコ

*09:12JST 日経平均は223円安、寄り後は下げ幅拡大
日経平均は223円安(9時10分現在)。今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米株式市場でダウ平均が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、外為市場で1ドル=142円20銭台と、昨日15時頃と比べ1円ほど円高・ドル安に振れたことが東京市場で輸出株などの買い手控え要因となった。さらに、米国で今日、8月の米消費者物価指数(CPI)、明日は8月の生産者物価指数(PPI)が発表され、来週には米連邦公開市場委員会(FOMC)や日銀金融政策決定会合が開かれることから、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均は下落したが、一時400ドルを超す下げとなった後に下げ渋ったことが東京市場で一定の安心感となった。また、ハイテク株比率が高いナスダック総合指数や、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が上昇したことが、東京市場でハイテク株や半導体関連株の株価の支えとなった。さらに、日経平均は昨日までの6日続落で2500円を超す下げとなったことから、押し目待ちの買いも入りやすかったが、寄付き段階では売りが優勢だった。寄り後、日経平均は下げ幅を拡大している。今日は日本時間午前10時から、米大統領選に向けて民主党のハリス副大統領と共和党のトランプ前大統領のテレビ討論会が開かれる。《SK》

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