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米国株見通し:底堅い値動きか、緩和的な政策に期待感
記事提供元:フィスコ
*13:51JST 米国株見通し:底堅い値動きか、緩和的な政策に期待感
(13時20分現在)
S&P500先物 5,648.00(-4.50)
ナスダック100先物 19,773.50(-17.25)
米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅安、NYダウ先物は27ドル安。米金利は下げ渋り、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。
23日の主要3指数は反発。終盤まで堅調を維持し、ダウは462ドル高の41175ドルで取引を終えた。パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長はジャクソンホール会合で講演し、9月に緩和的な政策に修正する方針を示唆。また、大幅利下げの可能性も浮上し、先行きの金融政策については不透明感が払拭された。同氏の発言を受け、幅広い買いが先行し相場は強含む展開に。調整もみられたものの、力強い買いが相場を押し上げた。
本日は底堅い値動きか。前週まで買いが続いていたため、重要イベント通過とともに利益確定や持ち高調整の売りに押される展開となりそうだ。また、直近の経済指標で弱さが目立ち、景気減速懸念は根強い。さらに、ヒズボラのイスラエルへの攻撃で中東の地政学リスクが意識され、リスクオフのムードが高まる可能性も。半面、連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨は7月末時点で利下げに前向きで、FRBの緩和的な政策への期待は続く。《TY》
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