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米国株見通し:伸び悩みか、調整売りで上昇一服も
記事提供元:フィスコ
*13:38JST 米国株見通し:伸び悩みか、調整売りで上昇一服も
(13時20分現在)
S&P500先物 5,629.75(-0.25)
ナスダック100先物 19,877.25(+19.50)
米株式先物市場でS&P500先物は小幅安、ナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物は10ドル安。米金利は持ち直し、本日の米株式市場はやや売り先行となりそうだ。
19日の主要3指数は続伸。序盤から上げ幅を拡大したナスダックは8日連続で上値を伸ばし、ダウは伸び悩みも236ドル高の40896ドルと5日連続の上昇で引けた。複数の連邦準備制度理事会(FRB)当局者がインタビューなどで利下げに前向きの見解を示し、9月以降の緩和的な政策に期待が高まった。それを受けた長期金利の低下で、ハイテク銘柄への買いが強まった。また、景気敏感や消費、金融も買われ指数に寄与した。
本日は伸び悩みか。今週開催されるジャクソンホール会合でのパウエルFRB議長の見解を見極める展開。市場では9月の利下げが示唆されるとの見方から、目先は引き続き売りが抑制されそうだ。一方、前日の景気先行指標の悪化で景気減速懸念は払拭されず、景気敏感や消費への買いは一服しよう。また、長期金利の持ち直しを受け、ハイテクは過熱感から短期的に利益確定や持ち高調整の売りが出やすく、指数の重石となるだろう。《TY》
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