東証グロース市場指数は大幅続落、後場に一段と下げ幅を拡大

2024年8月5日 18:08

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記事提供元:フィスコ

*18:08JST 東証グロース市場指数は大幅続落、後場に一段と下げ幅を拡大
東証グロース市場指数 628.25 -120.79 /出来高3億8717万株/売買代金1644億円東証グロース市場250指数 485.02 -91.27 /出来高2億6634万株/売買代金1395億円

 本日のグロース市場は、東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数ともに大幅続落。値上がり銘柄数は2、値下り銘柄数は586、変わらずは1。
 2日の米国市場でダウ平均は610.71ドル安の39737.26ドル、ナスダックは417.98ポイント安の16776.16で取引を終了。7月雇用統計が予想を下回り、景気減速懸念に寄り付き後、下落。景気後退懸念も浮上し売りに拍車がかかり、終日軟調に推移した。一部ハイテク企業の決算も振るわず相場は終盤にかけ下げ幅を拡大し、終了。
 東証グロース市場指数は下落して始まった後も下げ幅を拡大、一時678.35ptをつけた。その後はもみ合いとなり、こう着感が強まったものの、後場に入ると主力銘柄とグロース銘柄に断続的な売りが広がり、東証グロース市場指数も前場につけたきょうの安値を大きく割り込むなど、下げ幅を拡大して取引を終えた。なお、東証グロース250指数先物ではサーキットブレーカーが発動するなど、主力市場と同様に波乱の1日だった。
 個別では、33.58%安となったモダリス<4883>が下落率トップに。売買代金上位銘柄では、カバー<5253>、セルシード<7776>、タイミー<215A>などが下落。その他値下がり率上位銘柄では、グローバルウェイ<3936>、Unipos<6550>、Defコン<4833>がランクイン。
 一方、好決算に加え、24年9月期配当予想の修正(初配)、上場10周年記念株主優待の実施発表が材料視されたクラウドW<3900>が8.52%高となった。
 なお、東証グロース市場Core指数では、弁護士ドットコム<6027>、サンウェルズ<9229>、シーユーシー<9158>、TKP<3479>など全般下落。


[東証グロース市場 上昇率・下落率上位10銘柄]

・値上がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 3900|クラウドW | 1019| 80| 8.52|
2| 9257|YCP | 595| 32| 5.68|

・値下がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 4883|モダリス | 89| -45| -33.58|
2| 3936|グローバルW | 82| -40| -32.79|
3| 6550|ユニポス | 99| -45| -31.25|
4| 4833|サクセスH | 51| -23| -31.08|
5| 7074|247 | 172| -76| -30.65|
6| 4564|OTS | 39| -17| -30.36|
7| 5031|モイ | 182| -78| -30.00|
8| 7356|Retty | 112| -48| -30.00|
9| 4380|Mマート | 708| -300| -29.76|
10| 4594|ブライトパス | 45| -19| -29.69|《FA》

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