後場の日経平均は1810円安でスタート、大和証GやスクリーンHDなどが下落

2024年8月2日 13:08

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記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;36316.30;-1810.03TOPIX;2580.88;-122.81


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比1810.03円安の36316.30円と、前引け(36261.85円)からやや下げ幅を縮小してスタート。ランチタイム中の日経225先物は36150円-36390円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=149.50-60円と午前9時頃から30銭ほど円安・ドル高水準。アジア市況は上海総合指数がマイナス圏で推移し0.4%ほど下落している一方、香港ハンセン指数は下落して始まった後も軟調で1.9%ほど大幅に下落している。

 後場の東京市場は前引けに比べやや買いが先行して始まった。日経平均は昨日と今日前場の合計で2800円を超す下げとなったことから、目先下げ過ぎとの見方もあり、下値では買いが入りやすいようだ。一方、昨日の米株式市場の大幅下落の要因の一つが米雇用情勢の悪化だったこともあり、今晩、米国で発表される7月の米雇用統計を警戒し、積極的な買いを見送る向きもある。

 セクターでは、全業種が下落。証券商品先物、銀行業、保険業が下落率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では、大和証G<8601>、スクリーンHD<7735>、東エレク<8035>、ソシオネクスト<6526>、三菱UFJ<8306>、野村HD<8604>、三井物<8031>、TDK<6762>、レーザーテック<6920>、三菱重<7011>が下落。一方、アステラス薬<4503>、日本製鉄<5401>が上昇している。《CS》

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