東証グロース市場250指数先物概況:円高とポジション調整で下げ加速

2024年8月1日 16:54

印刷

記事提供元:フィスコ

*16:54JST 東証グロース市場250指数先物概況:円高とポジション調整で下げ加速
8月1日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比28pt安の618pt。なお、高値は640pt、安値は617pt、日中取引高は8121枚。前日31日の米国市場のダウ平均は続伸。主要ハイテク企業の好決算を好感した買いがけん引し、相場は終日堅調に推移した。連邦準備制度理事会(FRB)がFOMCで予想通り政策金利を据え置いたがパウエル議長がその後の会見で、9月の利下げの可能性を示唆すると期待感に相場は続伸した。本日の東証グロース市場250指数先物は、前営業日比10pt安の636ptからスタートした。円高を嫌って日本株全般が崩れ、投資マインドの悪化から新興市場も下げ幅を拡大。今晩、米国で先週分の新規失業保険申請件数や7月のISM製造業景況指数の発表を控えているため、ポジション調整による売りも観測された。13週移動平均線や7月26日安値627ptを割り込んだことで下げが加速し、今日の安値圏となる618ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株ではインテグラル<5842>やGENDA<9166>などが下落した。《TY》

関連記事