東証グロース市場250指数先物見通し:売り優勢も出直りへ

2024年7月31日 07:47

印刷

記事提供元:フィスコ

*07:47JST 東証グロース市場250指数先物見通し:売り優勢も出直りへ
本日の東証グロース市場250指数先物は、売り優勢の中、出直りを予想する。前日30日の米国市場のダウ平均は203.40ドル高の40743.33ドル、ナスダックは222.78pt安の17147.42ptで取引を終了した。連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控えた調整が続いたが、ダウは金融セクターが支援し、終日底堅く推移し終盤にかけ上げ幅を拡大した。一方、ナスダックはローテ―ションに加え、連邦公開市場委員会(FOMC)や主要ハイテク企業の決算を控えた警戒感にハイテクの手仕舞い売りが加速し、下落した。まちまちで終了した米株市場を横目に、本日の東証グロース市場250指数先物は、売り優勢の中、出直りを予想する。75日移動平均線といった下値支持線ギリギリのところで踏みとどまっているため、これらを大きく割り込むと短期勢の売りが加速する可能性がある。一方で、国内の日銀政策委員会・金融政策決定会合と、米国の連邦公開市場委員会(FOMC)の政策金利発表などを前に調整色を強めていただけに、イベント通過後は出直りの買いが期待される。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比6pt安の639ptで終えている。上値のメドは650pt、下値のメドは630tとする。《TY》

関連記事