後場の日経平均は215円高でスタート、富士通や中外薬などが高い

2024年7月26日 12:56

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記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;38084.98;+215.47TOPIX;2726.70;+16.84


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比215.47円高の38084.98円と、前引け(38057.61円)からやや上げ幅を拡大してスタート。ランチタイム中の日経225先物は37970円-38070円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=153.80-90円と午前9時頃から30銭ほど円安・ドル高水準。アジア市況は上海総合指数が朝方は堅調だったがその後下げに転じ0.2%ほど下落している一方、香港ハンセン指数は上値が重く前日終値近辺で推移している。

 後場の東京市場は前引けに比べやや買いが先行して始まった。日経平均は昨日までの7日続落で3400円を超す下げとなったことから、前場に引き続き押し目買いが入りやすいもよう。一方、米国で今晩発表される6月の米個人消費支出(PCE)物価指数や、来週に開催される日銀金融政策決定会合やFOMC(連邦公開市場委員会)などを見極めたいとして、積極的な買いを見送る向きもある。

 セクターでは、石油石炭製品、金属製品、機械が上昇率上位となっている一方、輸送用機器、水産・農林業、電気・ガス業が下落率上位となっている。

 東証プライム市場の売買代金上位では、富士通<6702>、NRI<4307>、キヤノン<7751>、中外薬<4519>、IHI<7013>、NEC<6701>、SUMCO<3436>、三菱重<7011>、日立<6501>、富士電機<6504>が高い。一方、ルネサス<6723>、日産自<7201>、KOKUSAI<6525>、レーザーテック<6920>、東エレク<8035>、トヨタ<7203>、第一三共<4568>、アシックス<7936>、リクルートHD<6098>、アドバンテスト<6857>が下落している。《CS》

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