浜松町の世界貿易センタービル建て替え、2027年に本館とターミナル開業へ

2024年7月23日 09:36

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世界貿易センタービルディング外観イメージ(世界貿易センタービルディングの発表資料より)

世界貿易センタービルディング外観イメージ(世界貿易センタービルディングの発表資料より)[写真拡大]

  • 浜松町駅の改札を出た場所のイメージ。
  • 旧芝離宮恩賜庭園から見た再開発エリア
  • 屋上広場
  • 開発の全体像
  • 開発の配置図

 世界貿易センタービルディング、鹿島建設、東京モノレール、JR東日本が東京都港区で推進する世界貿易センタービル(港区浜松町)の建て替えは、2021年に先行開業した南館に続き、2027年3月に本館とターミナルが開業する。世界貿易センタービルディングが明らかにしたもので、日本初進出のラグジュアリーホテル「ラッフルズ東京」、JR東日本グループのアトレが運営する商業施設などが登場する。

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 世界貿易センタービルの建て替え工事は、約1万6,000平方メートルの敷地に、地下3階、地上46階建て、高さ235メートルの本館、地下3階、地上8階建てのターミナル、地下3階、地上38階建て、高さ200メートルの南館を建設する計画。このうち、オフィス主体の南館は2021年に完成し、先行開業した。

 本館は地下で都営地下鉄浅草線、大江戸線の大門駅と接続。低層階にタクシープールや観光体験施設、多言語対応のワールドメディカルセンターなど、中層階は無柱空間で開放的なオフィス、高層階にスカイテラスや客室130のラッフルズ東京を配置する。

 ターミナルは地下駐車場、バスターミナルとアトレが運営する商業施設、国際会議が可能な会議場を置くほか、JR東日本と東京モノレールの浜松町駅と接続する。屋上には庭園を設置する計画。庭園は近くの旧芝離宮恩賜庭園と視覚的につながった形にし、中央部に大芝生広場を設ける。

 本館とターミナルの整備に合わせ、東京モノレールの浜松町駅は建て替え工事を進めており、旅の高揚感を高め、ドラマを感じられる劇場型の駅を目指している。JR東日本の浜松町駅は東西を結ぶ自由通路を整備するとともに、北口で改良工事を進め、改札が自由通路に面した場所に移る。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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