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米国株見通し:伸び悩みか、「トランプ相場」は一服
記事提供元:フィスコ
*13:27JST 米国株見通し:伸び悩みか、「トランプ相場」は一服
(13時20分現在)
S&P500先物 5,558.50(+4.75)
ナスダック100先物 19,746.75(+33.75)
米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物は7ドル高。米金利は戻りが鈍く、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。
19日の主要3指数は続落。いずれも終盤は下げ渋ったが、ダウは377ドル安の40287ドルと2日連続でマイナスへ沈んだ。前週は連邦準備制度理事会(FRB)当局者からハト派寄りの見解が聞かれ、序盤は9月から年内2回の利下げを期待した買いも入った。ただ、世界的なシステム障害で警戒が広がると、売り優勢の展開に。特にハイテクが売り込まれ、相場を圧迫。足元の最高値更新で過熱感もあり、調整売りが指数を押し下げた。
本日は伸び悩みか。引き締め的な金融政策の長期化が回避されるとの観測から、前週末の調整を経て買戻しが入りやすい。ソフトランディングを見込んだ景気敏感や消費などが選好されそうだ。一方、バイデン大統領の選挙戦撤退を受け「トランプ相場」は継続。ただ、民主党の有力候補であるハリス副大統領の出馬が取りざたされるものの、政策運営や副大統領候補が明らかになっておらず、買い一巡後は様子見ムードで失速しよう。《TY》
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