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日経平均VIは上昇、株価大幅安で警戒感強まる
記事提供元:フィスコ
*14:07JST 日経平均VIは上昇、株価大幅安で警戒感強まる
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時5分現在、前日比+0.77(上昇率4.28%)の18.77と上昇している。なお、今日ここまでの高値は19.46、安値は18.26。
昨日の米株式市場でダウ平均は上昇したが、ナスダック総合指数や主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が大幅安となった流れを受け、今日の東京市場は売りが先行し、日経225先物は大幅下落、警戒感が強まり日経VIは上昇して始まった。朝方の売り一巡後は日経225先物は下値の堅い展開となっているものの、円相場や米中半導体摩擦など警戒要因も多く、ボラティリティーの高まりを警戒するムードは緩和せず、日経VIは昨日の水準を上回って推移している。
【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。《SK》
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