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【株式市場】日経平均は177円安で反落だがTOPIXは堅調で2日続伸、後場は半導体株が手控えられる
【日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部】
◆日経平均は4万1097円69銭(177円39銭安)、TOPIXは2915.21ポイント(10.71ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は16億8632万株
7月17日(水)後場の東京株式市場は、正午過ぎに「米、対中半導体規制でさらに厳しいルール検討」(ブルームバーグニュース)と伝わり、日系半導体メーカーの中国ビジネスが制約されるとの見方から半導体関連株などが一段軟化して始まった。一方、川重<7012>(東証プライム)はさらに上げて大引け10%高など重工株が上値を追い「トランプ・トレード」活発。北米で住宅事業拡大の住友林<1911>(東証プライム)、炭素繊維の東レ<3402>(東証プライム)も一段と上げた。また、トランプ氏は不動産王ということで三井不<8801>(東証プライム)などの不動産株も一段高。ただ、日経平均は半導体株とともに急速に値を消して始まり、14時にかけて220円36銭安(4万1054円72銭)まで軟化し、大引けも戻しきれず前日比で反落。一方、TOPIXは戻しきって2日続伸となった。
後場は、住友重機<6302>(東証プライム)やヤマシンフィルタ<6240>(東証プライム)も一段と上げ、リベルタ<4935>(東証スタンダード)は冷感素材がヒット中とされて一段と上げストップ高で高値を更新。フューチャーベンチャーキャピタル<8462>(東証スタンダード)も一段高となりSNSマーケティングによる人材募集企業の株式取得など好感。Chordia Therapeutics<190A>(東証グロース)は四半期決算が好感され前場ストップ高で売買されたまま大引けまで買い気配。GreenBee<3913>(東証グロース)は2日連続ストップ高となり資本業務提携を連日好感。
東証プライム市場の出来高概算は16億8632万株(前引けは8億2110万株)、売買代金は4兆4303億円(同1兆9601億円)。プライム上場1645銘柄のうち、値上がり銘柄数は1142(前引けは1221)銘柄、値下がり銘柄数は453(同366)銘柄。
東証33業種別指数は27業種(前引けは30業種)が値上がりし、値上がり率上位は、繊維製品、不動産、建設、精密機器、パルプ紙、その他金融、ゴム製品、医薬品、非鉄金属、陸運、化学、証券商品先物、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)
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