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東証グロース市場250指数先物見通し: 利益確定売りをこなし上値追いか
記事提供元:フィスコ
*08:05JST 東証グロース市場250指数先物見通し: 利益確定売りをこなし上値追いか
本日の東証グロース市場250指数先物は、利益確定売りをこなしながら上値追いの動きを予想する。前日15日の米国市場のダウ平均は210.82ドル高の40211.72ドル、ナスダックは74.12 pt高の18472.57ptで取引を終了。暗殺未遂事件後、共和党大統領候補のトランプ氏が優勢との報道を受け規制緩和などの同氏が掲げている政策を期待した買いに、寄り付き後、上昇。連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長がインフレを巡り、第2四半期の指標の結果で目標達成に向けた改善を一段と確信したと発言し、利下げ期待も支援し、相場は一段高となった。終盤にかけ失速も相場は終日堅調に推移しダウは過去最高値を更新した。堅調に推移した米株市場と同様、本日の東証グロース市場250指数先物は上値追いの動きを見込む。上値抵抗線の660pt処を明確に上放れたことに加え、25日移動平均線と75日移動平均線がゴールデンクロス間近となっており、テクニカル妙味が高まっている。今晩発表される6月の米小売売上高に留意は必要なものの、米金利低下を好感する動きや出遅れ感のある新興市場への関心は強いため、利益確定売りをこなしながら買いが続く可能性はありそうだ。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比1pt高の675ptで終えている。上値のメドは685pt、下値のメドは665ptとする。《SK》
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