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東証グロース市場250指数先物見通し: 売り一巡後はもち合いか
記事提供元:フィスコ
*08:05JST 東証グロース市場250指数先物見通し: 売り一巡後はもち合いか
本日の東証グロース市場250指数先物は、売り一巡後はもち合いの展開を見込む。前日11日の米国市場のダウ平均は32.39ドル高の39,753.75ドル、ナスダックは364.04 pt安の18,283.41ptで取引を終了した。6月消費者物価指数(CPI)がインフレ鈍化進展の証拠となり利下げ期待に堅調に寄り付いた。金利動向に敏感な不動産などの回復でダウは終日堅調に推移したが、ナスダックはローテーションや材料出尽くし感に過去最高値付近から利益確定売りが先行し、終日軟調で推移し終盤にかけて下げ幅を拡大。相場はまちまちで終了した。本日の東証グロース市場250指数先物は売り一巡後はもち合いの展開になると予想する。米株安に加え660 pt処での売り圧力の強さも鮮明なことから、売り優勢のスタートを見込むが、引き続き日経平均株価との相関・連動性は低下しており、下値確認後は底堅さをみせる場面もありそうだ。日銀が円買い・ドル売りの為替介入を実施したと伝わっており、円高警戒感から東証プライムの大型輸出株が売られる局面では、内需関連に資金シフトが起こる可能性もあるだろう。上値のメドは655pt、下値のメドは635ptとする。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比5pt安の648ptで終えている。《SK》
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