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東証グロース市場250指数先物見通し: 買い一巡後の利益確定売りを警戒
記事提供元:フィスコ
*08:05JST 東証グロース市場250指数先物見通し: 買い一巡後の利益確定売りを警戒
本日の東証グロース市場250指数先物は、買い一巡後の利益確定売りを警戒したい。前日10日の米国市場のダウ平均は429.39ドル高の39721.36ドル、ナスダックは218.16 pt高の18647.45 ptで取引を終了。パウエルFRB議長の上院での議会証言を受けた利下げ期待に、寄り付き後、上昇。議長が下院での証言でも時期を明確化しなかったものの、利下げの条件が整いつつあることを示唆したため相場は終日堅調に推移し、終盤にかけ上げ幅を拡大した。ナスダックはアップルやエヌビディアの上昇も支援し、7日連続で過去最高値を更新した。大幅高となった米株市場を横目に、本日の東証グロース市場250指数先物は買い一巡後の利益確定売りを警戒したい。買い優勢でのスタートが予想されるが、660 pt超では売り圧力が高まりやすいことに加え、日経平均株価との相関・連動性が低下しているため、東証プライムの大型株に買いが集まる局面では、短期資金のヘッジ売りが入ってくる可能性もあるだろう。一方で、660 pt処をもたつくことなく明確に上抜いた場合は、買いに勢いが付き、上昇が加速する局面も視野に入れたい。8時50分発表の5月のコア機械受注にも留意したい。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比6pt高の655ptで終えている。上値のメドは665pt、下値のメドは645ptとする。《SK》
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