後場の日経平均は19円高でスタート、三菱自や東京海上などが高い

2024年7月10日 13:05

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記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;41599.30;+19.13TOPIX;2893.63;-1.92


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比19.13円高の41599.30円と、前引け(41635.53円)から上げ幅を縮小してスタート。ランチタイム中の日経225先物は41560円-41660円のレンジで下値の堅い展開。ドル・円は1ドル=161.40-50円と午前9時頃から10銭ほど円安・ドル高水準。アジア市況は上海総合指数が小幅安水準で方向感が定まらず0.4%ほど下落している一方、香港ハンセン指数はプラス圏でやや伸び悩み0.3%ほど上昇している。

 後場の東京市場は前引けに比べやや売りが先行して始まった。日経平均は引き続き短期的な高値警戒感が意識され、上値追いには慎重なようだ。一方、前場の日経平均が下値の堅い展開だったことが東京市場で安心感となっているもよう。

 セクターでは、保険業、証券商品先物、精密機器が上昇率上位となっている一方、機械、倉庫運輸関連、不動産業が下落率上位となっている。

 東証プライム市場の売買代金上位では、三菱自<7211>、東京海上<8766>、MS&AD<8725>、スズキ<7269>、リクルートHD<6098>、HOYA<7741>、郵船<9101>、三越伊勢丹<3099>、ディスコ<6146>、三菱電<6503>が高い。一方、KOKUSAI<6525>、三菱重<7011>、TOWA<6315>、レーザーテック<6920>、コマツ<6301>、川崎重<7012>、ソシオネクスト<6526>、メルカリ<4385>、IHI<7013>、日立<6501>が下落している。《CS》

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