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米国株見通し:伸び悩みか、雇用情勢悪化なら買い継続
記事提供元:フィスコ
*13:48JST 米国株見通し:伸び悩みか、雇用情勢悪化なら買い継続
(13時20分現在)
S&P500先物 5,523.00(-10.75)
ナスダック100先物 19,986.00(-66.00)
米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は55ドル安。米金利は底堅く、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。
1日の主要3指数は反発。序盤に下押しされながらもナスダックは過去最高値を更新し、ダウは50ドル高の39169ドルと再びプラスに浮上した。6月30日に行われたフランス議会選で右派勢力の躍進は想定内にとどまり、不透明感の一服により買いが先行。また、この日のISM製造業景況感指数は予想を下回り、引き締め的な金融政策への思惑を弱める材料になった。ただ、金利高で売りが強まる場面もあり、指数の重石となった。
本日は伸び悩みか。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は今晩の講演で、引き締め的な金融政策を長期化させる方針を示すとみられる。ただ、低調な経済指標が続くなか、今晩のJOLTS求人件数が想定通り弱い内容なら金利安を背景にハイテク買いは継続。同時に景気減速も警戒され、買い一巡後は消費関連や景気敏感などの売りに押される展開に。一方、4日の独立記念日に伴う休場を前に利益確定や持ち高調整の売りも重石になる。《TY》
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