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東証グロ-ス市場250指数は5日ぶり反落、大引けにかけて利益確定売りが優勢に
*17:00JST 東証グロ-ス市場250指数は5日ぶり反落、大引けにかけて利益確定売りが優勢に
東証グロース市場指数 851.42 -7.89 /出来高1億9694万株/売買代金1786億円東証グロース市場250指数 661.24 -7.06 /出来高1億1194万株/売買代金1182億円
本日のグロース市場は、東証グロース市場指数は7日ぶり反落、東証グロース市場250指数は5日ぶり反落となった。値上がり銘柄数は206、値下り銘柄数は340、変わらずは34。
27日の米国株式市場は小幅続伸。ダウ平均は36.26ドル高(+0.09%)の39164.06、ナスダック指数は53.53ポイント高(+0.30%)の17858.68、S&P500は4.97ポイント高(+0.09%)の5482.87で取引を終了した。寄り付きは下落。マイクロンやウォルグリーン・ブーツ・アライアンスなど、さえない企業決算が投資家心理を冷やした。米連邦準備制度理事会(FRB)が重視する5月PCE価格指数の発表を控え様子見姿勢が続いているが、マイクロンの見通しが物足りなかったことでAIブームの持続力に懐疑的な見方が生じ、エヌビディアなど半導体銘柄が売られた。一方、前日に時価総額が2兆ドルに達したアマゾン・ドット・コムやアップルなど大手ハイテク株には買いが続き、相場を支えた。
足元のグロース市場の強さが継続し、朝方から買い優勢の展開となった。相場のけん引役でもあったサンバイオ<4592>が買い先行となるなど、グロース市場指数、グロース250指数も上昇していたが、買い一巡後の同株がマイナス圏に沈んだことで、足元上昇していた銘柄を中心に利益確定の流れが強まった。
個別では、サンバイオやノイルイミューン<4893>などバイオ株のほか、ENECHANGE<4169>が、23年12月期有価証券報告書を期限内の6月28日以内に提出できない見込みと発表したことでストップ安となった。時価総額上位銘柄では、ウェルスナビ<7342>、MacbeeP<7095>、ispace<9348>が売られた。値下がり率上位銘柄では、AHCグループ<7083>、豆蔵デジタルHD<202A>、coly<4175>がランクイン。
一方、時価総額が大きいGENDA<9166>は新たなM&A発表を材料に買い優勢となったほか、シーユーシー<9158>、インテグラル<5842>も買われた。値上がり率上位銘柄では、中村超硬<6166>、地域新聞社<2164>、クラダシ<5884>がランクイン。
本日グロース市場に上場したロゴスホールディングス<205A>の初値は公開価格と同じ2290円となった。
なお、東証グロース市場Core指数では、GENDA、シーユーシーのほか、GMOフィナンシャルゲート<4051>が買われた。
[東証グロース市場 上昇率・下落率上位10銘柄]
・値上がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 6166|中村超硬 | 458| 80| 21.16|
2| 2164|地域新聞社 | 640| 75| 13.27|
3| 4564|OTS | 36| 4| 12.50|
4| 4598|DELTA-P | 644| 52| 8.78|
5| 7068|FフォースG | 725| 56| 8.37|
6| 3692|FFRI | 2114| 145| 7.36|
7| 9166|GENDA | 1763| 111| 6.72|
8| 9338|INFORICH | 4275| 230| 5.69|
9| 5884|クラダシ | 336| 18| 5.66|
10| 5259|BBDI | 995| 53| 5.63|
・値下がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 4169|エネチェンジ | 422| -100| -19.16|
2| 7083|AHCグループ | 3430| -700| -16.95|
3| 4884|クリングル | 1118| -122| -9.84|
4| 6696|トラースOP | 618| -62| -9.12|
5| 4175|coly | 1602| -157| -8.93|
6| 202A|豆蔵デジタルHD | 1506| -142| -8.62|
7| 130A|VIS | 1098| -102| -8.50|
8| 6522|アスタリスク | 732| -66| -8.27|
9| 4579|ラクオリア創薬 | 594| -50| -7.76|
10| 194A|WOLVES | 1025| -85| -7.66|《FA》
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