後場の日経平均は307円高でスタート、川崎船や伊藤忠などが高い

2024年6月28日 13:11

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記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;39649.21;+307.67TOPIX;2812.87;+19.17


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比307.67円高の39649.21円と、前引け(39727.91円)から上げ幅を縮小してスタート。ランチタイム中の日経225先物は39600円-39690円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=160.90-161.00円と午前9時頃から30銭ほど円安・ドル高水準。アジア市況は上海総合指数が小幅安で始まった後は堅調で0.9%ほど上昇している一方、香港ハンセン指数は朝安の後は上げに転じたが方向感が定まらず0.3%ほど上昇している。

 後場の東京市場は前引けに比べやや売りが先行して始まった。米国で今晩、米連邦準備制度理事会(FRB)が重視するとされるPCE価格指数が発表されることに加え、欧州政治不安や為替介入への警戒感も意識され、積極的な買いを見送る向きがある。一方、円安・ドル高が輸出企業の収益押し上げ要因となるとの見方が株価下支え要因となっているほか、ダウ平均先物が底堅く推移していることも東京市場で安心感となっているようだ。

 セクターでは、保険業、銀行業、海運業が上昇率上位となっている一方、電気・ガス業、食料品、空運業が下落率上位となっている。

 東証プライム市場の売買代金上位では、IHI<7013>、MS&AD<8725>、三井E&S<7003>、三菱UFJ<8306>、川崎船<9107>、伊藤忠<8001>、レーザーテック<6920>、アドバンテスト<6857>、東京海上<8766>、三菱電<6503>が高い。一方、資生堂<4911>、北海電力<9509>、楽天グループ<4755>、ニデック<6594>、NEC<6701>、アシックス<7936>、任天堂<7974>、JT<2914>、東電力HD<9501>、アイシン<7259>が下落している。《CS》

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