日本エム・ディ・エムは7日続伸基調、売上高が4期連続最高の見込みで期待強い

2024年6月26日 10:35

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

■下値圏から出直りを続ける

 日本エム・ディ・エム<7600>(東証プライム)は6月25日、692円(15円高)まで上げた後も堅調に売買され、日々小幅だが7日続伸基調となって下値圏から出直りを続けている。人工関節の大手で、整形外科領域を中心に「商社機能」と「開発主導型メーカー機能」を融合した独自の事業展開を行う。前期・2024年3月期の連結売上高が3期連続で過去最高を更新し、今期も続伸を想定するため期待の根強い相場になっている。

 24年3月期は連結売上高が前期比8.8%増加して3期連続の最高更新となったが、営業利益は円安の影響(▲2.8億円)があり同13.7%減となった。今期・25年3月期は想定為替レートを150.00円(円/USドル)とし、主な取組として、国内市場では製品ポートフォリオ見直し、製品ポートフォリオ見直し、などを行い、米国では製品ラインアップ拡充のために新製品開発を加速、自社製造能力強化による製造原価低減、調達力強化によるコスト削減・リスク低減、などを推進。中国製人工膝関節の製造も開始。連結業績予想は売上高を8.2%増、営業利益を5.9%増とするなど、各利益とも増益を計画する。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

【関連記事・情報】
【株式市場特集】配当利回りで見る市場のチャンス!注目すべき銘柄の動向(2024/03/04)
【株式市場特集】敗者復活戦に挑む木材関連株と地震関連株、上昇基調に乗るチャンス(2024/02/26)
【株式市場特集】2月末の権利取りで注目される高配当利回り株ランキング!明暗分かれる業績動向とは(20234/02/19)
【株式市場特集】日経平均の最高値更新に向けて注目の3点セット銘柄を徹底分析(20234/02/13)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事