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フライトソリューションズ、マイナンバーカードを用いた本人確認ソリューション「myVerifist」の機能を拡充
■運転免許証、在留カード・特別永住者証明書、パスポートに対応
フライトソリューションズ<3753>(東証スタンダード)は6月24日、マイナンバーカードを用いた本人確認ソリューション「myVerifist(マイ・ベリフィスト)」の機能を拡充し、運転免許証、在留カード・特別永住者証明書、パスポートまで、様々な身分証明書で本人確認が可能になったと発表。
近年、様々なシーンで「本人確認」が必要なケースが増加している。金融・保険・不動産など、日常生活において本人確認なしにサービスを享受することは難しく、マイナンバーカードにおいては偽造カードによる詐欺や不正が発生し、本人確認におけるICチップの読取り確認の必然性が再認識された。現在は各種犯罪行為に対し、犯罪収益移転防止法にて指定された43の業種・事業者が「特定事業者」と位置付けられ、法令に則った厳格な本人確認*1が求められるほか、直近では対面で携帯電話を契約する際に事業者に対しICチップの読み取りを義務付ける決定がされるなど、各企業は本人確認への可及的対応が求められている。
myVerifistは、マイナンバーカードを用いて電子署名・署名検証・本人確認の仕組みをiPadで実現するソリューションとして2022年にリリースした。キャッシュレス決済事業で培ったセキュリティ技術を活かしたシンクライアント型ソリューションで、操作端末に情報を残さず公的個人認証を実現。また、同社のカード読取装置はキャッシュレス端末としても利用可能で、iPadを導入している顧客企業に対し、既存の業務オペレーションに本人確認と決済の機能を同時に融合することで窓口業務の効率化を実現する次世代型テクノロジーとして展開してきた。
今回の機能拡充では、本人確認カードの対象を拡充したほか、取得できる情報も強化している。マイナンバーカードについては、従前より対応していた公的個人認証に加え、券面事項確認AP*2、券面事項入力補助AP*3にも対応する。運転免許証については、暗証番号を入力することで券面情報を取得できる。在留カード・特別永住者証明書については、券面の状態を画像イメージで取得できるようになる。パスポートについても氏名、国籍、パスポート番号などが取得できる。
また、暗証番号がわからない等の際は、最低限でも本人確認の各種カードが偽装印刷ではなく本物のカードであることを立証するため、提示された身分証明書がカード種別に応じた内蔵ICチップ(NFCチップ)を有しているかを確認する機能を追加している。
顧客企業は自社の業務アプリケーションにmyVerifistのソフトウェアライブラリを組み込むことで法令に順守した厳格な本人確認を実現するとともに、顧客の利益を守りながらサービスの向上を目指すことができる。
今後も同社は、自社の技術で対面窓口業務の効率化を実現する拡張性の高いソリューションの開発に努め、顧客企業が抱える経営課題の解決に貢献していくとしている。
*1本人確認方法:犯罪収益移転防止法施行規則第6 条第1 項第1 号で定められており、マイナンバーカード等の写真付き本人確認書類のICチップ情報と容貌の画像確認を必要とする「へ方式」と、マイナンバーカードの署名用電子証明書を用いた公的個人認証を必要とする「ワ方式」がある。 *2券面事項確認AP:券面のイメージが取得できる機能 *3券面事項入力補助AP:基本4情報と言われる氏名、住所、生年月日、性別がデータとして取得できる機能 (情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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