新興市場銘柄ダイジェスト:WASHハウスは急伸、JDSCが大幅下落

2024年6月21日 15:52

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記事提供元:フィスコ

*15:52JST 新興市場銘柄ダイジェスト:WASHハウスは急伸、JDSCが大幅下落


<4015> ペイクラウド 456 +8
買い気配スタート後もみ合い。20日取引終了後、24年8月期業績予想の上方修正を発表した。営業利益を従来予想の2億円から2.7億円(前期は1.63億円)に35%上方修正した。第3四半期のデジタルサイネージ関連事業における受注が想定を上回り、売上高、営業利益が計画以上の進捗となっていることに加え、クラウドポイントとの経営統合により発生した「のれん償却額」が当初の想定を下回ったことなどが営業利益を押し上げる要因となっている。

<6537> WASHハウス 361 +20
急伸。20日取引終了後、自社開発のオリジナル洗濯機・乾燥機の発表会を7月20日に開催することを発表した。同社は創業当時より目指している「洗濯を無料で提供する」ことを実現するために必要なオリジナルの洗濯機・乾燥機の開発を行ってきた。この新しい機械を市場投入していくことは、今後の事業展開はもちろんのこと、業界の常識を大きく変えるものになるとしている。

<7379> サーキュ 725 +18
続伸。20日の取引終了後、48万株を上限に21日朝の東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(TOSTNET-3)で自社株を取得すると発表した。前代表取締役の久保田雅俊氏の資産管理会社が保有株43万4000株を処分する意向にあったため、21日に予定通り買い付けを実施し、約定数量は久保田氏の資産管理会社が処分の意向を示していた株式数と同数の43万4000株だった。

<4570> 免疫生物研究所 519 +4
続伸。子会社であるAI Bioが韓国のSML Biopharmと抗重症熱性血小板減少症候群(SFTS)ウイルスに対する抗体遺伝子配列を治療薬目的にて使用する独占的実施許諾契約を締結したと発表した。AI Bioは、ダニ媒介性感染症であるSFTSウイルスの中和抗体の治療薬開発に関して早期の導出を模索していた。25年3月期の業績に与える影響は契約一時金を抑えているため軽微としているが、中長期的に業績及び企業価値向上に資するものと考えるとしたことを好感した買いが入っているようだ。

<3803> イメージ情 440 +8
反発。20日の取引終了後、25年3月期業績の上方修正を発表したことが好材料視され買われている。25年3月期の最終損益を従来予想の700万円から7500万円の黒字(前期は2000万円の赤字)に大幅に上方修正した。24年5月15日の業績予想発表後に特別利益および特別損失が発生したことに加え、業績予想の精査を行った結果に基づき修正したとしている。なお、4-9月期(上期)の業績見通しは引き続き開示しなかった。

<4418> JDSC 704 -59
大幅下落。20日の取引終了後、24年6月期業績予想の修正を発表した。営業利益を従来予想の1.2億円から0.3億円(前期は0.68億円)に75.0%下方修正し、一転して減益見通しとした。AIソリューション事業において、25年6月期以降の利益成長を重視して優秀な人材を積極的に採用する形で先行投資したことや、SCSKとの資本業務提携のように将来の利益成長に資する戦略的なアライアンスにリソースを振り向ける経営判断を実施した結果、人件費が増し営業利益が想定を下回る結果となった。《ST》

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