商い閑散のなか主力株がやや売られる展開に/後場の投資戦略

2024年6月20日 12:22

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記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;38324.10;-246.66TOPIX;2709.56;-19.08


[後場の投資戦略]

 為替が1ドル158円10銭台で推移しており、前日比ではやや円安ドル高に振れている。一方、輸出関連銘柄の動きは悪い。とりわけトヨタ自の動きの悪さがやや目立つ。認識不正問題による生産停止が長期化する可能性が売り圧力につながっているとの見方。心理的な節目である3000円を割り込むと調整局面が長くなる可能性はあろう。少額投資非課税制度(NISA)を通じて保有している個人投資家が多い銘柄であることから、これ以上の個人投資家のモメンタム悪化は避けたいところだ。ポジティブなニュースが見当たらないなか、後場の東京市場も前場同様、商い閑散のなか主力株が下値を探る展開となるだろう。《AK》

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