日本空調サービスが上場来高値を更新、創業60周年に関する期待強くデータセンターの建設拡大も材料視

2024年6月19日 09:53

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

■4月に創業60周年、配当は連結配当性向の50%程度メドに

 日本空調サービス<4658>(東証プライム)は6月19日、一段と上げて始まり、取引開始後は9%高の1144円(91円高)をつけ、2日ぶりに実質的な上場来の高値を更新している。決算説明会と新中期計画の説明の書き起こしを6月13日に開示してから再び上値を追う相場になり、19日は、生成AIの普及にともなうデータセンターの建設拡大について「外資7社攻勢」」「サーバー1000万台超を同時稼働」(日本経済新聞6月19日付朝刊)と伝えられたことなどを受けて需要拡大への期待が強まっている。

 また、同社は2024年4月28日に創業60周年を迎えた。5月中旬に24年3月期末配当の増配を発表したが、この増配は連結配当性向の目途を50%程度とする配当方針および業績動向による増配とし、「記念配当」といった表記がなかった。このため、業績動向によっては60周年の記念配当も期待できると予想する動きもあるようだ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・Media-IR 株式投資情報編集部)

【関連記事・情報】
【株式市場特集】配当利回りで見る市場のチャンス!注目すべき銘柄の動向(2024/03/04)
【株式市場特集】敗者復活戦に挑む木材関連株と地震関連株、上昇基調に乗るチャンス(2024/02/26)
【株式市場特集】2月末の権利取りで注目される高配当利回り株ランキング!明暗分かれる業績動向とは(20234/02/19)
【株式市場特集】日経平均の最高値更新に向けて注目の3点セット銘柄を徹底分析(20234/02/13)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事