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東岡崎駅南口に新商業施設「SWING MALL」、17店集めて4月25日開業へ 名鉄
名古屋鉄道は18日、名鉄名古屋本線の東岡崎駅南口で、駅直結の商業施設「SWING MALL(スイングモール)」(愛知県岡崎市明大寺町)を4月25日に開業すると発表した。東岡崎駅とその周辺で進める開発計画「SWING HIGAOKA(スイングヒガオカ)」の第1弾で、ドラッグストアの「マツモトキヨシ」など17店が出店する。
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スイングモールは、3階建て延べ約3,000平方メートル。名称は南口に住宅街が広がることから、毎日の暮らしに歩調を合わせて生活につながる施設とする思いを込めた。岡崎市は、世界に類がない貴重なジャズのレコードなどが所蔵され、「ジャズの街」と呼ばれていることにちなみ、「スイング」の言葉を入れている。
岡崎市額田地区内では、黒い層と白い層が縞模様となる片麻岩を使った猪垣が江戸時代によく見られたことから、外構部分に片麻岩を使用、地域になじみがある色彩にした。南口の近くに徳川家康の産土神(うぶすながみ)として知られる六所神社がある。このため、神社の参道につながる通路の整備を岡崎市と連携して進め、参拝客や観光客らの動線を確保する。
出店する店舗はマツモトキヨシのほか、地元の名店「寿司丸忠」、バーの「お酒の美術館」、地元の食材などが集まる「ポップアップマルシェ」、おにぎり専門店の「おにまる」、沖縄発のアイスクリーム「ブルーシール」、雑貨の「グッズデポ」、寿司酒場の「天寿司」、コミュニティキッチンの「ひがおか食堂」など。
名鉄は東岡崎駅北口でも開発計画があり、9階建て延べ約1万4,000平方メートルの複合施設を建てる方針。店舗とオフィス、公益施設の入居を予定し、2027年度中に着工したい考え。2029年中の開業を目指している。(記事:高田泰・記事一覧を見る)
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