柏高島屋ステーションモール、全館で31店がリニューアルオープンへ

2024年2月3日 10:20

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柏高島屋ステーションモール(左から、本館、S館、新館)(東進開発の発表資料より)

柏高島屋ステーションモール(左から、本館、S館、新館)(東進開発の発表資料より)[写真拡大]

 千葉県柏市の柏高島屋ステーションモール(柏市末広町)のリニューアルを進めている高島屋と連結子会社の東神開発は、2024年春に全館で31店を順次リニューアルオープンする。ディスカウントスーパーの「オーケー」がS館1階に登場し、エリア最大級の食品ゾーンを誕生させる。

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 柏高島屋ステーションモールは1992年の開業。S館、新館に1973年に先行して開業していた高島屋柏店(本館)を核店舗として加え、約5万平方メートルの売り場面積で営業している。消費者ニーズの変化などを受け、2023年秋から大規模リニューアルを進めてきた。

 リニューアルの目玉は本館地下2階から地上1階、S館1、2階にまたがって整備されるエリア最大級の食品ゾーン。広さは約6,300平方メートルで、オーケーが出店するほか、S館2階のフードストリートを拡張し、食関係の物販店を充実させる。

 主な出店店舗は食材・スパイスを扱う「富澤商店」、洋菓子の「フロプレステージュ」、アイスクリームの「サーティワン」、こだわりの逸品を集める「久世福商店」、和食器老舗専門店の「吉祥寺菊屋」など。

 S館4階はフロアの回遊性を高め、日常の買い物が楽しくなるファッション・雑貨の6店が登場する。主な出店店舗は生活雑貨の「中川政七商店」、スペイン発の靴・バッグブランド「カンペール」、ライフスタイルショップの「ニューバランス」など。

 2024年秋には新館の10階、11階に「ヒト・モノ・コト」が出会う地域のコミュニティーゾーンを新設する。さまざまな形態のレンタルスペース、オープンスペースや千葉県初出店となる「シェアラウンジ」を含めたスペースになる。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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