名古屋の「タカシマヤゲートタワーモール」、今春大規模リニューアルへ

2024年1月5日 10:11

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韓国コスメ「ヒンス」のイメージ(ジェイアール東海高島屋発表資料より)

韓国コスメ「ヒンス」のイメージ(ジェイアール東海高島屋発表資料より)[写真拡大]

  • ファッションブランド「ノーブル」のイメージ(ジェイアール東海高島屋発表資料より)

 ジェイアール東海高島屋は、名古屋市の商業施設「タカシマヤゲートタワーモール」(中村区名駅)を、今春に大規模リニューアルする。4月までに東海地区初出店の15店を含む28店が新規出店するほか、15店が装いを新たに登場する。

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 新規出店は、韓国発の「ヒンス」などコスメが6店。世界的ブランドの「カルバン・クライン」、フレンチファッションの「ラコステ」などファッション衣料が12店。ナイロンバッグの「マンハッタンポーテージ」、大人女性のラグジュアリースニーカー「ルシーダ」などファッション雑貨が8店。ノンカフェインティーの「H&Fベルクス」、生活雑貨の「ムーミンショップ」。それぞれ3~4月にオープンを予定している。

 タカシマヤゲートタワーモールは、名古屋駅ビルであるJRセントラルタワーズ隣接地のJRゲートタワーに核店舗として2017年開業した。地下1階から地上8階までを占め、売り場面積約3万2,000平方メートル。セントラルタワーズにあり、本店に当たるジェイアール名古屋タカシマヤの約5万5,000平方メートルと合わせ、約8万7,000平方メートルの巨大売り場を持つ商業施設として一体運営されている。

 位置づけはジェイアール名古屋タカシマヤの専門店街で、セレクトショップなど若い層向けのアパレル販売店やカフェが中心となり、ファッションビルに近い店舗構成。約150店が入居している。売り場面積は名古屋市栄地区にある松坂屋名古屋店をしのいで中部地方最大、名古屋市の地域一番店のポジションも占めている。

 名古屋市では古くからの中心繁華街である栄地区と、名古屋駅周辺の名駅地区が商業面で激しい競争を続ける中、名駅地区の勢いが増しているといわれるが、タカシマヤゲートタワーモールを含むジェイアール名古屋タカシマヤがその中心的役割を果たしている。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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