アバルト、限定車「F595C」発売　160台限定のマニュアルモデル

　Stellantisジャパンは21日、アバルトブランドより限定車「F595C」を発売した。希望小売価格は475万円。160台の限定販売となるカブリオレのマニュアルモデルだ。

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　ベースとなるのは、2022年7月に登場したスポーツモデルのF595。モータースポーツでも使われる1.4Lターボエンジンを採用し、最高出力165PSを叩き出す。欧州のコンパクトカーとは思えないスポーティな走りが魅力だ。今回はF595をベースに、装備を発展させたF595Cが登場する。

　F595Cは、ブラックの電動開閉式ソフトトップが目を引く。ソフトトップを開けば、エンジンの音をありのままに聞きつつ、爽快なドライブを楽しめるだろう。ボディカラーは通常版でも人気のGrigio Record（グレー）とRosso Passione（レッド）を採用。それぞれ80台ずつ提供する。

　さらにBeatsオーディオで、プレミアムサウンドを楽しめる。内部のサウンドを味わいたいときは、ソフトトップを閉めればよい。上質な響きで、ドライブ中も音響を堪能できる。Beatsオーディオはこれまで695シリーズにしか採用されていないため、F595Cへの採用が特別感を引き立てる。

　右ハンドルと左ハンドルから選択可能だ。トランスミッションはマニュアル。スポーティな走りが信条となり、マニュアルモデルでさらにポテンシャルと一体感を引き出す。