関連記事
渋谷の複合施設「フォレストゲート代官山」グランドオープン、代官山の新名所に
東急不動産が東京都渋谷区で整備してきた複合施設「フォレストゲート代官山」(渋谷区代官山町)が19日、グランドオープンした。「暮らす」「働く」「遊ぶ」を融合した新しいライフスタイルを提案する施設で、食を中心とした店舗や賃貸住宅、オフィスなどが入居している。
【こちらも】東急、代官山の複合施設を「フォレストゲート代官山」に 10月下旬開業
現地で開かれたオープンニングセレモニーでは、東急不動産の星野浩明社長が「1955年に日本初の外国人向け高級賃貸住宅である代官山東急アパートメントを開業させた場所で、新しいライフスタイルを提案していきたい」とあいさつ。MAIN棟の設計を担当した世界的な建築家の隈研吾さんらが登壇し、テープカットで開業を祝った。
フォレストゲート代官山には、MAIN棟、TENOHA棟の2棟がある。このうち、MAIN棟は鉄筋コンクリート地下2階、地上10階建て延べ約2万1,000平方メートル。外から眺めると、緑にあふれた小さな木箱を積み上げたような景観で、従来の商業施設のイメージを覆し、代官山の新名所になりそう。
地下1階~地上2階に店舗、3階に東急不動産の会員制シェアオフィス、4~10階に計57戸の賃貸住宅が入った。店舗数は10店で、2024年までに順次入居する予定。グランドオープンと同時に「金子眼鏡店」、アパレルの「アメリ・ヴィンテージ」、シェアオフィスの「ビジネスエアポート」がオープンした。
このあと、スーパーの「ザ・ガーデン自由が丘」、カフェの「ブルーボトルコーヒー」、物販の「ジョー・マローン・ロンドン」、カフェ&レストランバーの「ミッドツリー」などが登場する。
TENOHA棟は木造2階建て延べ約200平方メートル。ワークショップやマルシェを開催できるイベントスペース、カフェ、食材や日用品のセレクトショップなどが入った。岡山県西粟倉村の間伐材を構造材に活用、自然と建築を共生させたデザインになっている。(記事:高田泰・記事一覧を見る)
スポンサードリンク