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アップデートで温度が下がるiPhone 15
Apple は iPhone 15 の過熱問題をソフトウェアのバグが原因だと説明しており、修正は 4 日リリースの iOS 17.0.3 に含まれるが、適用することで実際に温度が低下するようだ(ZDNet の記事、9to5Mac の記事 [1])。
ZDNet によれば、更新前の iPhone 15 Pro/Pro Max は急速充電中に触れなくなるほど熱くなり、サーマルカメラによる測定では最高で華氏 107.1 度 (摂氏約 41.7 度) に達していたという。しかし、iOS 17.0.3 への更新後は手に持って使うには少し暖かいと感じる程度になり、華氏 93.8 度 (摂氏約 34.4 度) を超えることはなくなったとのこと。
Apple 製品の分析で定評のあるアナリスト郭明錤 (Ming-Chi Kuo) 氏は iPhone 15 Pro のチタニウムボディ採用による排熱低下が原因だと指摘していたが、Apple はステンレスボディよりも排熱が向上したと否定したそうだ(9to5Mac の記事 [2])。
また、郭氏はプロセッサー性能を絞らなければ十分な改善が望めないとの見解を示していたが、9to5Mac の簡易的な実験ではパフォーマンスが低下することはなかったようだ(9to5Mac の記事 [3])。
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