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20代が最も利用するコンテンツは動画 知識習得・ブランド信頼も動画から
「普段、あなたが最もよく利用するオンラインコンテンツ形式はどれですか?」の問いに対する20代の男女150名の回答結果を示すグラフ(ランクエストのプレスリリースより)[写真拡大]
SEO支援のランクエストが22日発表した調査結果によると、最もよく利用するオンラインコンテンツとして20代の動画コンテンツの回答割合が68.7%と最も高かった。新しい知識の習得、ブランド・企業への信頼を築くコンテンツとしても動画の会頭割合が高く、若年層には動画形式が最もなじみがあり、多目的に利用されている傾向がうかがえる。
同社によると、「普段、あなたが最もよく利用するオンラインコンテンツ形式はどれですか?」の問いに対して、「動画コンテンツ(YouTube、短尺動画、セミナー動画など)」の回答が68.7%と、過半数を占めた。
動画に次いで多かったのは「音声コンテンツ(ポッドキャスト、オーディオブック)」の13.3%だった。かつてはオンラインコンテンツの主流であった「文章メインのコンテンツ(記事、ブログ、ニュース)」は12.7%と動画の6分の1以下で、音声コンテンツも下回った。「画像・図解中心のコンテンツ(わかりやすい図やイラスト、写真)は5.3%だった。
一方、「商品・サービスを購入する前に最も参考にするコンテンツ形式はどれですか?」の問いに対しては、「専門家による記事やレビュー記事」の回答割合が29.3%と最も高く、「商品デモや解説動画」の28%をやや上回った。商品・サービスの購入判断にも動画が広く利用されているが、専門的な情報を綿密に検討するような用途では依然として文章コンテンツも利用されている傾向が伺える。
「新しい知識を習得する際、理解しやすいと感じるコンテンツ形式はどれですか?(2回答まで選択可)」の問いに対しては、回答割合が高い順から「映像で動きや手順を示す動画コンテンツ」(50%)、「文章で体系的に整理されたテキストコンテンツ」(33.3%)、「耳で聞いて理解できる音声コンテンツ(学習用ポッドキャストなど)」(20%)、「グラフや図表による視覚的コンテンツ」(19.3%)となった。学習の対象によってコンテンツ形式を使い分けられている可能性があるが、「最もよく利用するコンテンツ」と同じく、動画が最も好まれている。
「ブランドや企業に対する信頼を築く際、最も信頼できると感じるコンテンツ形式はどれですか?」の問いに対しては、「企業公式の動画コンテンツ(社内紹介動画、ウェビナー)」(39.3%)、「専門家や公式担当者による署名付きの記事・コラム」(24.7%)、「図で示されたブランドの歴史や実績(年表、成果の一覧)」(18.7%)、「創業者インタビューや経営者対談」(17.3%)との結果で、動画コンテンツの回答割合が最も高かった。
調査は12月18日にオンラインアンケートとして実施され、調査対象は20代の男女150名。調査機関は Freeasy。
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