NHK受信料、10月から地上・衛星共に1割値下げ

2023年10月3日 08:36

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記事提供元:エコノミックニュース

 NHKは10月から放送受信料を1割値下げする。そのうえで「正確な情報と高品質なコンテンツをお届けすることで公共メディアとしての役割を果たしていく」としている。

 それによると、地上契約では「125円」の値下げで、年間1500円の軽減。衛星契約(地上+衛星)では「220円」の値下げで年間2640円軽減になる。

 また今回の値下げに伴い、10月以降で受信料を前払いしている視聴者に対しては値下げ後の料金との差額を次回の請求時に充当させて清算するとしている。

 ちなみに10月からの地上契約は月額1100円、6か月前払いでは6309円、12か月前払いは1万2276円になる。衛星契約は月額1950円、6か月前払いでは1万1186円、12か月前払いで2万1765円になる。

 また受信料全額免除の対象に(1)親元から離れて暮らす年間収入130万円以下の学生(2)国民年金保険料の学生納付特例対象の学生(3)国民健康保険の修学特例対象の学生が追加されているので1人暮らしの学生は要件に該当するかどうか、NHK受信料窓口HPで確認するように案内している。(編集担当:森高龍二)

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