YouTube、ポリシー違反の事前警告制度を改定

2023年9月7日 09:08

印刷

記事提供元:スラド

YouTubeは8月29日、ポリシー違反の事前警告制度を改定し、ポリシー違反を受けたクリエイターに対してトレーニングコースを提供する方針を発表した。YouTubeでは初めてポリシー違反に該当した動画を投稿すると、当該動画を削除し、チャンネルに対して消えることのない事前警告が発行される仕組みを採用している。しかし、この仕組みはポリシーは必要に応じて変更されるため、その基準に関する情報提供を求める声が届いていた(YouTube Japan Blog: コミュニティガイドラインの事前警告に関する改定ASCII.jp)。

新たに導入されたトレーニングコースは、事前警告を受けたチャンネルのオーナーがYouTubeのポリシーにどのように違反したのかを明確に理解するためのもの。コース修了後、90日間同じポリシー違反をしない場合、以前の事前警告は失効する。これにより、以前は永続的に残っていた事前警告も条件を満たすことで失効できるようになった。コース修了後90日経過する前に同じポリシー違反をした場合は、当該動画を削除の上、1回目の違反警告が発行されるという。 

スラドのコメントを読む | ITセクション | YouTube | IT

 関連ストーリー:
YouTubeが有害または無効なガン治療に関する動画を削除 2023年08月19日
YouTube、ファンチャンネルはチャンネル名やハンドルでの明確化が必要に 2023年06月29日
Google、2年間使用されていない個人向けのGoogleアカウントを削除へ 2023年05月18日
YouTube、禁止コンテンツへのリンク投稿禁止ポリシー違反でPornhub公式チャンネルを削除 2022年12月18日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事