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PayPal、米ドル連動のステーブルコイン「PayPal USD」を発表
米決済大手のペイパル・ホールディングスは7日、独自のステーブルコイン「PayPal USD($PYUSD)」を発表した。ステーブル(安定した)コインは暗号通貨の一種で、その価値が特定の資産(通常は法定通貨や他の金融資産)に連動されているのが特徴。PayPal USDでは米ドルに連動しており、ドル預金や米国債などを担保にして1ドルと1対1で交換可能となっている。イーサリアム上で構築され、発行元はニューヨークを拠点とするフィンテック企業Paxos Trust Companyとなっている(ペイバルリリース、日経新聞、CRYPTO TIMES、ASCII.jp)。
ペイパルの利用者は数週間以内にPayPal USDを購入できるようになる予定。PayPal USDは個人間の送金やオンライン決済、消費者から企業への支払いに利用可能なほか、ペイパル上で使える暗号通貨との交換もできる。同社は「PayPal USDは消費者と加盟店、そしてWeb3などの次世代インターネットの開発者にとって、法定通貨とデジタル通貨をシームレスに接続する手段になる」と述べている。ただ世界的に、暗号通貨やステーブルコインに対する監視が強まる中で、PayPal USDの利用がどれほど広がるかは注目されるところとなっている。
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