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記録的猛暑の夏休みを有意義に過ごす! まだ間に合う、企業主催の夏休み課外授業
企業や大学、団体などが主催する夏休みの課外授業プログラム[写真拡大]
梅雨が明けてから、毎日のように全国各地で熱中症警戒アラートが発報されている。世界的にみても今年の夏の暑さは異常で、このままでは観測史上もっとも暑い夏になりそうだという。待ちに待った制限のない夏休みだというのに、エアコンの効いた自宅や自室にこもって退屈な毎日を過ごしている子どもたちも多いのではないだろうか。
そんな夏休みを有意義なものにするためにおススメしたいのが、企業や大学、団体などが主催する夏休みの課外授業プログラムだ。
例えば、木造注文住宅の株式会社AQ Group(旧アキュラホーム)では、8月25日に現在建築中の8階建て純木造ビルをメイン会場とする、「夏休みの木育課外授業 つくろう!木育フェス」を開催する。今、世界的にも注目されている「木のビル」の中では、東京大学大学院 木質材料研究室教授の稲山正弘氏の講演や「木のビル」の建築中に生じた廃材を活用した廃材アート体験などが実施される予定だ。建築現場ならではの木育教室で、県産材の利用や林業の大切さなどを楽しく学ぶことができる。また、全国のモデルハウス会場では8月19日~29日の期間で開催される。日本の伝統的な建築技法や最新の家づくりに直に触れられる貴重な機会は、きっと子どもたちの感受性も豊かにしてくれることだろう。
また、森ビル株式会社は7月22日から8月20日の約一ヶ月にわたり、東京・六本木で中学生までを対象にした「キッズワークショップ2023」を開催中だ。同イベントでは、各界のエキスパートを講師に迎え、AIやメタバースなどの最新テクノロジーや、新規事業・アイデア創出を学ぶ、約50種・140講座の起業家体験プログラムを実施している。
そして福井県小浜市では、8月2~25日の期間で「おばまオープンカンパニー」が開催されている。これは、企業の魅力を市民に広く知ってもらおうと、小浜商工会議所地域づくり委員会や市キャリア教育推進協議会などの主催で行われているもので、小学生から一般を対象に、海産物加工や塗箸メーカーといった地場産業のほか、交通、金融、インフラ整備など身近な企業まで、幅広い分野の11事業者に事前申込することで、各事業所の見学や一部業務の体験をすることができる。
他にも、探せばいろいろ見つかるはずだ。せっかくの夏休み、自宅にこもっているだけではもったいない。今しかできない学びや経験を子どもたちに体験させてあげてほしい。(編集担当:藤原伊織)
※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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