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アストンマーティン、110周年記念モデル「VALOUR」発表 世界限定110台
アストンマーティン・ラゴンダは、イギリスにてアストンマーティン創立110周年を記念したモデル「Valour」を発表した。世界限定110台で販売する。
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■エクステリア
デザインのインスピレーションは、オリジナルのV8 Vantageおよび、1980年に登場したVantageベースのル・マン・レースカーであるRHAM/1「Muncher」から得ており、過去の精密にデザインされた名車をDNAとして取り込んでいる。
ボンネットは、ホースシューベントとツインNACAダクトを特徴とするクラムシェル・ボンネットを採用。ヘッドライトはクラシックな丸形LEDヘッドライトを採用し、歴代モデルを彷彿させる。
リヤはLEDライトブレードを12個装備しており、ソリッドアルミニウムパネルとともにワイドな車幅を表現している。ディフューザーはカーボン製で、アストンマーティンでは初となる軽量センターマウント・トリプルテールパイプ・エキゾーストシステムが、個性的なスタイリングとなっている。
ホイールには21インチ軽量鍛造合金「ハニカム」ホイール、タイヤは最新のアストンマーティン専用ミシュランPilot Sport S5タイヤ (サイズ:フロント 275/35 R21、リヤ 325/30 R21)が装着されている。
■インテリア
インテリアは、伝統的なモダンラグジュアリーをコンセプトにしており、美しく造りこまれたマニュアルトランスミッションのギアレバー、軽量の木目調カーボンファイバー、レザーグラブハンドル、むき出しのビレットアルミニウムなどの素材を採用。
また、Valourの装備の多くは、アストンマーティンならではのカスタマイズが可能になっている。ギアノブは機械加工されたアルミニウム、チタニウム、カーボンファイバー、またはウォールナットから選択することが可能で、オリジナリティあふれるユーザー好みの1台を作ることができる。
■パワートレーン
注目のパワートレーンは、アストンマーティン初となる5.2L V12エンジンとマニュアルトランスミッションの組み合わせを採用。エンジンはフロントに配置されており、出力は715PS、753Nmとモンスター級で、2速にはいるだけで、フラットなトルクカーブを描くことになる。
またエクステリアのクラムシェル・ボンネットなどは、すべてモンスター級エンジンの冷却のためにある。この組み合わせなどはすべて、純粋かつ直感的なドライビング体験を求めるドライバーのために開発されている。(記事:キーパー・記事一覧を見る)
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