画像生成AIの著作権や収益分配などを考える国内初の団体発足

2023年6月23日 13:48

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記事提供元:スラド

ストックフォトサービスを運営するアマナイメージズは20日、「日本画像生成AIコンソーシアム」(Japan Image Generative AI Consortium、JIGAC[ジーガック]を設立したと発表した。この団体は、画像生成AIを安全かつ信頼性の高い方法で活用するための議論と実証を行うことを目的としたもの(アマナイメージズリリースITmediaテレ朝news)。

画像生成AIをビジネスで利用する際に直面する著作権侵害や収益分配の課題などに対処するため、元の画像制作者への報酬などを含む仕組みの構築を目指しているという。また、コンソーシアムのメンバーには、画像ライブラリ、AI開発者、ユーザーの実務家、研究者、法律家など約20人が参加、議論した意見を政府に伝えることも目指しているそうだ。 

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