生活提案型商業施設「アークスクエア御経塚」、6月28日から順次開業へ

2023年6月15日 16:32

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アークスクエア御経塚の開業イメージ(ヤマダホールディングス発表資料より)

アークスクエア御経塚の開業イメージ(ヤマダホールディングス発表資料より)[写真拡大]

 ヤマダデンキを運営するヤマダホールディングスとホームセンターを展開するアークランドは、石川県野々市市に総合生活提案型商業施設「アークスクエア御経塚」(野々市市御経塚)を28日から開業する。家電量販店の「ヤマダTecc LIFE SELECT」、「ホームセンタームサシ」に加え、イオングループのイオンリテールがスーパーの「イオンスタイル御経塚」を出店する。

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 アークスクエア御経塚は、JR野々市駅北口から歩いて約10分の場所にある2021年閉店のイオン御経塚店跡約4万6,000平方メートルに、総売り場面積約3万1,000平方メートルの大型商業施設として整備された。約1,200台分の駐車場と約150台分の駐輪場を備える。

 出店するのは、ヤマダTecc LIFE SELECT、ホームセンタームサシ、イオンスタイル御経塚のほか、ペット用品店の「ニコペット」、リフォームの「アークホーム」、イタリアンカフェの「チェントペルチェント」。ヤマダTecc LIFE SELECTが30日、他の5店は28日にオープンする。

 ヤマダホールディングスとアークランドが共同出店する総合生活提案型商業施設は、愛知県一宮市、東京都八王子市に次いで3店目。ヤマダホールディングスなどは、広い敷地に業種を超えた専門店が集まってプロフェッショナルの従業員が暮らしを提案するショッピングスクエアと位置づけ、従来のショッピングモールと一線を画す存在を目指している。

 野々市市は石川県中部に位置する人口約5万8,000人。人口密度は1平方キロ当たり約4,260人で、本州の日本海側では最も高い。隣接する金沢市のベッドタウンとして発展しており、働く人の4割近くが金沢市へ通勤している。ヤマダホールディングスなどは金沢市を含めた広域からの集客も期待している。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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