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阪大、iPS細胞による心筋シート移植計画の治験完了 2年以内の実用化目指す
記事提供元:スラド
大阪大学の研究グループは、3年前から進めているiPS細胞から作製した「心筋細胞シート」を重度の心臓病患者へ移植する治験について、計画していた治験内容がすべて完了したと発表した。この治験は大阪大学大学院医学系研究科の澤芳樹特任教授らのグループが進めていたもの。グループは2020年、虚血性心筋症の患者にiPS細胞から作製した心臓の筋肉の細胞シートを移植する治験を世界で初めて実施していた。その後予定していた8症例に対する移植も完了したという。患者の経過はいずれも順調とのことで、研究グループは2年以内の実用化を目指したいとしている(MBS、NHK)。
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