横浜の「カトレヤプラザ伊勢佐木」、4月28日リニューアルオープンへ

2023年4月26日 08:59

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カトレヤプラザ伊勢佐木の外観(パルコ発表資料より)

カトレヤプラザ伊勢佐木の外観(パルコ発表資料より)[写真拡大]

 小売り大手のパルコは、横浜市中区で運営している商業施設「カトレヤプラザ伊勢佐木」(中区伊勢佐木町)で開業後初めての全館大規模リニューアルを行い、4月28日にグランドオープンする。3月から計18店が順次オープンしてきたが、最後となる衣料の「ユニクロ」が開店し、全19店が勢ぞろいする。

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 カトレヤプラザ伊勢佐木は、横浜松坂屋跡地で2012年に開業した3階建て延べ約7,400平方メートル。売り場面積約4,600平方メートルで、横浜市営地下鉄ブルーラインの伊勢佐木長者町駅に近い1等地に位置する。

 リニューアルのコンセプトは「みんなが集う、新たな場所へ」。リニューアルが終わった場所から順次、店舗が開業している。横浜市や地元商店街などと連携し、伊勢佐木町の魅力向上に努める狙いも持つ。

 店舗構成は1階にスーパーの「新鮮イセザキ市場」が登場し、リニューアル前からある鮮魚の「魚喜」、精肉の「肉処大久保」、青果の「九州屋」などに加え、食品雑貨の「元町ユニオン」が入った。1階は他にシウマイの「崎陽軒」、ドラッグストアの「トモズ」、和菓子の「濱うさぎ」、ベーカリーの「ポンパドウル」などが出店した。

 2階はユニクロの他、衣料の「ジーユー」が入った。3階は100円ショップの「ダイソー」、健康体操の「カーブス」、遊び場の「LATTEST GREEN」、骨格整体の「リ・サンテ」、歯科医院の「カトレヤプラザ歯科」などが登場している。

 カトレヤプラザ伊勢佐木は、2004年に横浜市の歴史的建造物に認定された旧横浜松坂屋本館のアール・デコ調の外観を再現して建築された。エスカレーター横の装飾やアナログ時計式階数表示機など、横浜松坂屋とその前身で明治時代末の1910年に開業した百貨店・野澤屋の雰囲気も再現している。(記事:高田泰・記事一覧を見る

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